先に結論:Nottaは、日本語で迷わず使えること、対面録音や音声・動画ファイルも扱えることを重視する人に向きます。tl;dvは、Google Meet・Zoom・Microsoft Teamsの会議を継続的に記録し、CRM連携や複数会議の分析へ広げたいチームに向く設計です。どちらも日本語の文字起こしに対応していますが、無料枠と有料化するポイントは同じではありません。
本記事は実機検証ではなく、2026年7月27日時点の公式情報と公開レビューを整理した編集部調査です。文字起こし精度は、マイク、話者数、同時発話、専門用語、周囲の音で変わるため、公開レビューの評価だけで断定しません。
無料で試すときの違い
Nottaのフリープランは月120分で、1回につき3分まで、ファイルインポートは月50個、AI要約は月10回と案内されています。無料で画面や出力を確認しやすい一方、長い会議をそのまま試す用途では1回3分の上限に注意が必要です。
tl;dvのFree Foreverは録画と文字起こしを無制限とし、AIノートは月10会議までと案内されています。長めのオンライン会議で記録の流れを試したい場合は候補になります。ただし、AI機能、保存条件、書き出し、連携の範囲はプランごとに確認してください。
有料プランの見方
Nottaの個人向けプレミアム年間プランは、公式表示で月1,185円相当、総額14,220円(税込)です。月1,800分、1回5時間、ファイルインポート月100個、AI要約月100回が案内されています。ビジネス年間プランは1アカウントあたり月2,508円相当、総額30,096円(税込)です。
tl;dvのProは月払い29ドル、年払いでは月18ドル相当(年216ドル)、Businessは月払い39ドル、年払いでは月29ドル相当(年348ドル)と案内されています。ProではAIノートやCRM連携などが広がり、Businessでは複数会議の分析や営業向け機能が中心になります。ドル建てのため、税やカード会社の換算条件も含めて契約画面で最終確認が必要です。
日本語会議と利用場面
Nottaは日本語の画面と国内向け料金表示があり、Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webexの文字起こし、端末での録音、音声・動画ファイルの取込をまとめて扱えます。オンライン会議以外のインタビュー、対面打ち合わせ、過去ファイルの整理も同じ候補で考えたい場合に比較しやすい構成です。
tl;dvは日本語の画面に対応し、文字起こし・ノート・レポートは日本語を含む30以上の言語に対応すると案内しています。主要3会議サービスの記録から、ハイライト共有、CRM同期、ワークフロー連携、複数会議の横断分析へ進みたい場合に検討しやすいツールです。音声・動画ファイルのアップロードにも対応しています。
公開レビューから確認できる傾向
Nottaの公開レビューでは、画面の分かりやすさ、要約、複数端末の同期、書き出しを評価する声がある一方、騒音、複数話者、同時発話、話者識別では修正が必要という声も見られます。また、無料枠の制限や録音停止、請求・サポートに関する指摘もあるため、重要な会議では元の録音が保存されているか確認する運用が安全です。
tl;dvの公開レビューでは、会議後の要約、タイムスタンプ、ハイライト共有、時間短縮、多言語対応を評価する声が見られます。一方で、文字起こしの誤り、録画や音声の欠損、検索・整理、書き出し、ボットの参加方法、サポートへの不満も報告されています。自社の会議設定でボット参加が許可されるかも事前確認が必要です。
導入前に確認したい運用
社外会議では、録音・文字起こしを行うこと、記録の利用目的、共有範囲を参加者へ事前に伝えます。会議ボットを使う場合は、ホストの承認、待機室、参加者名の表示、チャット通知が自社と取引先のルールに合うか確認してください。
機密情報を扱う場合は、暗号化の表示だけでなく、保存期間、削除方法、外部共有の制限、SSO、監査ログ、AI学習への利用条件を確認します。Nottaとtl;dvでは上位プランに含まれる管理機能が異なるため、個人向けプランの価格だけでチーム導入を決めないことが重要です。
選び方
- 日本語UI、対面録音、ファイル取込、円建て料金を重視:Nottaを先に確認
- オンライン会議、CRM連携、複数会議分析を重視:tl;dvを先に確認
- 無料で長い会議を記録したい:tl;dvの無料枠を確認
- 短い録音や既存ファイルから試したい:Nottaの無料枠を確認
最終判断では、同じ5〜10分の会議音声を使い、固有名詞、話者分離、要約、出力形式、共有の手順を比べるのが確実です。詳しい料金と機能は、Nottaの詳細とtl;dvの詳細でも確認できます。